芸艸堂(うんそうどう)は明治24(1891)年、美術書出版社として京都で創業しました。
日本で唯一の手摺木版本を刊行する出版社であり、その技術を活用してさまざまな美術書・工芸品を制作しております。
日本で唯一の手摺木版本を刊行する出版社であり、その技術を活用してさまざまな美術書・工芸品を制作しております。
社名の由来「芸艸堂」の名は富岡鉄斎の命名によります。「芸艸(うんそう)」とは、ミカン科の多年草で、漢名は「芸香草(うんこうそう)」といい、南ヨーロッパでは「Wijnruit(ヘンルーダ)」という名前で薬用・観賞用に栽培されています。昔から書籍を害虫から守る香草として使われてきました。 |
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芸艸堂の歴史
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彫り江戸時代の浮世絵版画の技術と同じ方法で木版画は制作されます。まず、まず板に墨線を彫り、その後色板を彫ります。熟練した職人が一枚づつ彫り上げます。 |
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摺り全体の色調のバランスを取りながら100枚を同じ調子で摺り上げるのが摺師の技です。 |