小倉百人一首100首を、歌意に即し絵画化した華麗な100点を掲載

画家であり、友禅の図案家として活躍した飯田始晃が、歌人・佐佐木信綱博士の「百人一首講義」に深く感動し、五年の歳月をかけて描いた「小倉百人一首」の世界。
百首それぞれの歌意を、宮廷の調度や草花山水の風景、読み人の面影などで暗示し華麗な王朝世界に再現。
平安時代に流行した「道長取り」という継紙模様や画面を分割しモチーフを配するなど、工夫を凝らした画面構成で歌絵を表現する。
百首の歌と歌絵の解説付き。
百人一首を絵と歌で愉しめる必備の書。